海洋水産部釜山移転の次はHMMか…韓国海運業界「新たな売却先から探して」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.06.10 10:36
李在明(イ・ジェミョン)大統領の指示により、海洋水産部の釜山(プサン)以前に速度がつき海運企業HMMが動揺している。海洋水産部とHMMの釜山移転は李大統領の選挙公約で縛られているため「次はHMM」という見方のためだ。「新たな売却先を探すのが先」という業界の反発も大きくなっている。
李大統領は5日の就任後初の閣僚会議で海洋水産部の速やかな移転準備を指示した。すると海洋水産部には釜山移転推進団がすぐに構成された。李大統領は7日の与党指導部らとの夕食会で、「来年の釜山市長選挙が盛り上がりそうだ」とも話した。政界では「選挙に向けてHMM釜山移転も急ぐもの」という見方が出ている。「共に民主党」の田載秀(チョン・ジェス)議員は9日に中央日報との通話で「李大統領は大統領候補時代に海洋水産部とHMMの釜山移転に対し、『私は一度決めれば早くやる。責任を持って進めたい』と話した」と伝えた。