サムスン電子、ファウンドリー2位の座も揺らぐ…中国SMICが猛追撃
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.06.10 09:18
世界のファウンドリー(半導体委託生産)市場でシェア2位のサムスン電子が3位の中国SMICから激しい追い上げを受けている。1位を独走している台湾TSMCとのシェア格差があまりにも大きい状況で、いまは2位の座まで脅かされる様相だ。
市場調査会社トレンドフォースが9日に発表した報告書によると、世界のファウンドリー企業上位10社の今年1-3月期売上額は総額364億300万ドル(約5兆2619億円)で前四半期に記録した384億8200万ドルより5.4%減少した。トレンドフォースは「通常1-3月期は季節的にオフシーズンに当たるが、米国の相互関税免除期限直前に顧客からの注文量が増え、昨年の中国の消費者補助金プログラムの効果が続いて下落分が一部相殺された」と説明した。