【コラム】アジア版NATOに動き出した米日…オーストラリア・フィリピン加勢(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.06.04 15:23
中国によるインド太平洋地域の安保脅威に対抗してアジア版NATO(北大西洋条約機構)創設の動きが本格化している。「アジアにNATOのような集団的防衛機構がなければ戦争が起こる可能性が高い」という石破茂首相の日本が主導し、対中国抑止にオールインしている米国のトランプ政権2期目が後押しする状況だ。ここに実際に中国の安保脅威に露出しているフィリピンとオーストラリアが加勢した。
先月31日、これら4カ国の国防相はシンガポールで開催されたアジア安全保障会議(シャングリラ会合)で会った。過去3年間ですでに4回目の公式会談だ。この日の会談で4カ国は▼各国の国防投資優先順位の調整▼情報共有の向上▼サイバーセキュリティーおよび復原力の強化▼作戦調整および相互運用性の拡大--に合意した。強圧によって現状変更を図る中国の一方的な措置に深刻な懸念を表明するという共同声明の文言のように目標は対中国抑止力の強化だ。4カ国はすでに南シナ海で定期的な海・空軍連合訓練を実施していて、情報共有を強化し、フィリピン軍の現代化に向けて協力している。