【コラム】新政府の韓日関係、「文喜相案」の復活が答えだ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.05.30 15:04
韓国の早期大統領選挙キャンペーンがクライマックスに達した。あと5日もすれば政権引継委員会なく直ちに新政府がスタートする。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府の韓日関係改善のための総力戦に比べて新たに入る政府がどのような立場を取るのか、日本は変化の可能性に注目してきた。与党「国民の力」は尹錫悦政府の対日政策を継承する可能性が高いが、尹政府の対日政策を批判してきた野党「共に民主党」が執権すれば復元された経済・安保分野の両国協力と活性化した民間交流が文在寅(ムン・ジェイン)政府時期に戻るか、自分たちが望まない歴史(過去史)問題と対面しなければならないという懸念を日本は抱いている。実際、民主党は公約集で「未来志向的韓日関係を追求する」としつつも「日本軍慰安婦被害者の尊厳を守り、歴史認識向上のために努力する」と明らかにし、執権時には言うべきことは言うという基調の政策路線変化を予告している。