韓国西海地質公園の登録に反対した北朝鮮…「安保を理由に言及」非公式で把握
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.05.27 09:40
北朝鮮が西海(ソヘ、黄海)上の白翎(ペンニョン)・大青(テチョン)・小青(ソチョン)島一帯をユネスコ世界地質公園に指定しようとする韓国の動きを阻み、安保問題を指摘したことが把握された。具体的な内容は確認されていないが、南北間の海洋境界線付近にある地域ということから懸念されるという主張を展開したものとみられる。
26日、外交筋によると、北朝鮮は韓国の世界地質公園指定申請に対して、「安保的な憂慮がある」という旨で異議を申し立てたという。韓国政府は、まだユネスコ事務局から北朝鮮が提出した異議申請の内容を通知されなかったが、非公式的にこのような内容を把握したものとみられる。ユネスコは規定上、加盟国が異議申し立てをすれば指定手続きを中止し、関連当事国が問題を解決するようにしている。