米中交渉の結果を見た主要国、米国への低姿勢を捨てて対応
中央SUNDAY/中央日報日本語版2025.05.24 12:03
中国が強硬な交渉戦術で米国を相手に一時的に有利な合意を引き出した中、これに注目していた主要国が米国との交渉戦略を修正する動きを見せている。海外メディアは主要国が米中ジュネーブ交渉をきっかけに自国の要求を貫徹させる方向に転じたと分析した。
最も迅速に路線を変更したのがインドだ。インドは始終一貫して米国に低姿勢を見せながら最初に米国との交渉を始めた。しかしインドが米国産鉄鋼・アルミニウム製品に報復関税を課すことを検討中という報道が出ている。米国が中国製品に対する関税を大幅に引き下げたうえ、自国内で米国にあまりにも譲歩しているという世論が強まっているのと無関係ではないと分析される。