EV激戦地サウジアラビアに…現代自、中東に最初の生産基地を着工
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.05.16 13:47
サウジアラビアが自動車市場の新たな激戦地に浮上している。特に電気自動車(EV)メーカーの進出が相次いでいて、熾烈な市場先行獲得競争が繰り広げられている。韓国大手自動車メーカーの現代(ヒョンデ)自動車もサウジアラビアに中東初となる生産基地の着工式を行い、同国を足掛かりに中東市場でのシェアを拡大していく考えだ。
14日(現地時間)、現代自動車はキング・サルマン自動車産業団地に位置した現代自動車生産法人(HMMME、Hyundai Motor Manufacturing Middle East)の敷地で工事着工式を開催したと明らかにした。現代自動車は昨年サウジアラビアで車両販売台数計13万6000台を記録し、今年1-3月期の市場シェア16.1%でトヨタ(26%)に次いで2位だ。現在は韓国で生産した車を輸出しているが、現地で生産・販売できる拠点を用意する。来年10-12月期の稼働を目指して、年産5万台規模のEVおよび内燃機関車を混類生産する予定だ。