韓国水力原子力社長「チェコ原発の契約延期で一定程度の損害予想」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.05.09 14:50
本契約に署名する直前にブレーキがかかったチェコ原子力発電所建設事業に関連し、黄柱鎬(ファン・ジュホ)韓国水力原子力(韓水原)社長が「契約遅延により、ある程度の損害が予想される」と明らかにした。チェコ原発輸出は入札競争者だったフランス電力公社(EDF)の契約手続き中断仮処分申請がチェコ裁判所によって認容されて中断された状態だ。
8日(現地時間)、黄社長はチェコ・プラハで記者懇談会を開き、「準備したものが遅れることから、ある程度の損害を予想できるだろう」と話した。黄氏は「8年間努力したことが不発になり、国民に希望を与えることができるはずだったのに遅れることになってしまい申し訳ない」とし「チェコ政府やチェコ電力公社(CEZ)が対応を準備していて、我々も対応を助けるために努力している」とした。CEZは早ければ来週チェコ裁判所の契約中断仮処分命令に対する棄却申請を行う予定だ。