韓国民主党「大統領になれば裁判中止、無罪なら進行」…法をかけはぎ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.05.09 13:28
「李在明(イ・ジェミョン)裁判中止法」(刑事訴訟法改正案)をめぐり、もう一つの論争が生じている。共に民主党が7日の国会法制司法委員会で、裁判中の被告人が大統領に当選する場合、進行中の刑事裁判を在任期間中は中断するという条項(306条第6項)を新設する刑事訴訟法改正案を国民の力の反発の中で単独処理した。ところがここには「ただ、被告事件に対して無罪・免訴・刑の免除または公訴棄却の宣告をする場合は裁判を継続することができる」という例外を付け加えた事実が8日、確認された。
被告人が事物を分別したり意思を決定する能力がない場合(1項)や病気で裁判に出ることができない場合(2項)に裁判所が下す「公判中止」決定の理由に「大統領当選」を追加するだけでなく、容疑を免れる有利な結論が出る状況ならば裁判はそのまま進めるべきという例外までも入れたのだ。元判事の民主党議員は8日の電話で「無罪であることは早くクリアし(裁判を理由に)攻撃する要因をなくそうという意図で明示したもの」と説明した。