【中央時評】韓国は終わった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.05.08 15:41
韓国は終わった(South Korea is over)。世界の登録者数が2380万人にのぼるドイツのユーチューブチャンネルが載せた映像のタイトルだ。太極旗(韓国の国旗)が溶け落ちるぞっとするようなグラフィックをサムネイルにして、韓国の少子化は経済・社会・文化・軍事のすべての面で韓国を崩壊させるはずで、すでにいかなるものも状況を好転させることはできないという予測を15分内の時間に伝えた。一言でいえば大韓民国終末予言だ。
超少子化をもたらした複合的で構造的な問題をこれ以上無視できないということは誰もが知っている。これまで最も積極的に意見を表明してきた韓国銀行(韓銀)の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は、出生率だけを局地的に攻略する政策の限界を指摘しながら、社会文化的で構造的な大革新が必要だと繰り返し強調してきた。首都圏の過密、肥大した私教育市場、共同体破壊レベルの深刻な競争主義、硬直した労働市場のような構造的な原因は数えきれないほど聞いていて、むしろ無感覚になる状況だ。何が問題なのかを知りながらもここまで来たということ自体が、私たちが解決しなければいけない問題だ。