주요 기사 바로가기

【コラム】金日成の父子政治、金正日・金正恩の兄妹政治…キム・ジュエの役割は(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.05.08 14:05
0
◆金正恩の娘同行の隠れた布石

金正恩委員長の妹の金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長は代を継いだ兄妹政治のパワーをそのまま見せている。金与正は随時、韓国や米国に向けて談話や声明を出し、金委員長の「口」の役割をする。過去の北朝鮮の公式文書では見られなかった「私(金与正)の考えでは」という表現もためらわずに使う。自身の考えが北朝鮮の公式立場ということだ。2018年9月に平壌で開かれた南北首脳会談当時、南側当局者が首脳会談を総括した当時の金英哲(キム・ヨンチョル)労働党統一戦線部長に行事内容の一部を修正しようと提案した際、「(私には決定権がないので)金与正副部長に話してほしい」と答えたのは、北朝鮮の幹部の間での金与正の地位を表している。南北首脳会談だけでなく同年6月にシンガポールで開催された朝米共同宣言署名式に兄(金正恩)の隣でペンまで手渡すなど最高指導者の分身だ。

 
このような金正日と金正恩の兄妹政治は異母兄弟の牽制の中で生まれた同病相憐であり「信じるべきは血縁だけ」という共感が大きく作用したからだ。何よりも最高指導者の父に幼年期から付いて回りながら見て学んだ帝王学の同門修学関係でもある。

北朝鮮は「白頭(ペクトゥ)血統」という表現で血統継承論を後継者理論として前に出している。このままいけば金委員長の子どものうち1人が最高指導者になる可能性が高い。一部では金委員長の現地指導に繰り返し登場するキム・ジュエとして知られる10代の長女を後継者に挙げたりする。同行場所はミサイル発射現場や大規模団地の竣工式、温室農場など指導者授業をするかのように分野を問わない。ジュエが北朝鮮メディアに登場して以降、2023年と昨年、今年1-4月に金委員長はそれぞれ6回ずつ現地指導に娘を同行させた。偶然の一致かもしれず、北朝鮮が意図的に露出の程度を調節しているのかもしれない。

こうした活動が後継者授業なのかどうかはもう少し見守る必要がある。金委員長が娘を後継者に内定する場合、封建社会の北朝鮮では破格であり住民にも衝撃的な部分だ。目を引くのはキム・ジュエ後継者説が浮上して以降、「尊敬するお子様」など北朝鮮メディアが草創期にジュエに付けた修飾語を使用していない点だ。また、分野を問わない娘の同行にもかかわらず、最高人民会議や軍事大学の訪問、公式政治行事には姿を現わさないという点はまだ後継者を話す段階ではないとの傍証かもしれない。ならキム・ジュエの現地指導同行は金敬姫や金与正のように次世代の兄妹政治を念頭に置いた現場学習、すなわち弟をサポートするための授業である可能性に重点を置くのが合理的な推論でないだろうか。

チョン・ヨンス/統一文化研究所長/論説委員

【コラム】金日成の父子政治、金正日・金正恩の兄妹政治…キム・ジュエの役割は(1)

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP