【グローバルアイ】中国の闘争と持久戦、そして3次転換
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.05.06 16:06
先月25日、中国共産党中央政治局会議が開かれた。政治局は核心政策を決める。党の憲法である党章の規定だ。米中関税戦争の中で開かれた4月会議を詳細に読まなければならない理由だ。台湾メディアは「闘争」「持久戦」「3次転換」の3つを核心ポイントに挙げた。
まずは闘争。「国際経済貿易闘争」という概念を初めて提示した。4つの意味を込められている。第1に、トランプ第1期「貿易摩擦」を最高レベルの闘争に格上げした。第2に、修飾語「国際」だ。闘争の対象を米国に限定しなかった。第3に、闘争には代償が伴う。中国内の企業・国民・産業さらにマクロ経済が払う代償にも耐えるという意志を込めた。第4に、闘争の定義だ。戦闘は関税と貿易にとどまらない。技術戦争・貨幣戦争、さらに熱戦も排除しない。