独自の海上線を引いた金正恩、駆逐艦の射撃試験をしながら「攻撃的防御」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.05.01 13:24
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が北朝鮮の初の5000トン級駆逐艦「崔賢(チェ・ヒョン)」の進水式から3日後、射撃試験を実施しながら海上での「攻勢的な防御体系樹立」を指示した。これは金正恩が「崔賢」進水式で北方限界線(NLL)と対比の概念と推定される「中間界線水域」に言及した直後に出てきたもので、その意味が小さくないという指摘だ。任意に設定した境界を基準に今後いつでも防御を口実にした先制打撃も可能という意味と解釈されるからだ。
30日の北朝鮮の労働新聞によると、北朝鮮ミサイル総局と国防科学院、探知電子戦総局は新型駆逐艦「崔賢」の最初の武器体系試験を28、29日に行った。