洪準杓候補が政界引退、国民の力離党…洪陣営「弾劾反対票が金文洙候補に」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.04.30 08:31
風雲児という言葉が誰よりも似合う洪準杓(ホン・ジュンピョ)前大邱(テグ)市長が29日、政界引退を宣言した。この日午後、国民の力の大統領選挙党内2次予備選の結果発表で最終2人に入ることができなかった直後だ。洪氏は結果発表の直後、「過去30年間、国民、党員同志の皆さんの支えで本当に清廉に良い政治人生を歩み、今日で卒業することになった」とし「これからは市民、自然人に戻り、少し安らかに暮らそうと思う」と述べた。
続く陣営解団式で目をうるませながらマイクの前に立った洪氏は「今回の大統領選挙で自分の役割はここまで」とし「これからは小市民に戻り、市場や街で負担なく会える一介の市民になることを望む」と話した。「これ以上は政治をせず、葛藤の現場から抜ける」とも語った。