ロシア「必要なら北朝鮮に軍事支援」…金正恩・プーチン「悪い血盟」公式化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.04.29 09:19
北朝鮮が28日、北朝鮮軍のロシア派兵事実を初めて公式的に認め、有事の際の軍事援助義務を規定した両国間「包括的戦略パートナーシップ条約」(朝ロ新条約)第4条の発動に該当するという金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の決定だと明らかにした。ロシアのプーチン大統領も北朝鮮の発表直後、感謝の意を表す声明を出し、派兵が新条約第4条に基づくとして合法性を主張した。
双方が条約に基づく派兵だとして正当性を付与しながら「悪い血盟」を公式化したのは、今後も有事の際の相互介入が可能だと宣言したのと変わらない。これは韓半島(朝鮮半島)で韓米同盟と朝ロ同盟の対立構図が形成されるという懸念が強まったという意味でもある。