【社説】ハッキング事故の後手対応の韓国通信社SKT…消費者不便・不安どうするか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.04.28 13:54
サイバーハッキングでUSIM情報流出事故が発生したSKテレコム(SKT)が今日から加入者2500万人〔アルトゥルフォン(格安携帯電話)含む〕を対象にUSIM無償交換を実施する。事件発生を認知して10日ぶりに実施された措置であるうえにUSIMチップの物量不足による「交換大乱」も予想されて加入者の不安と混乱は当面続く見通しだ。
USIMは移動通信網で個人識別と認証に必要な情報を保存するメディアだ。USIM情報を複製してテキストメッセージや通話、金融認証などを盗み取ったり、アカウントパスワードなどを変更したりすることができる。可能性が高いわけではないが、複製フォンを利用して銀行や証券アプリに接続して金銭奪取などを試みる可能性もあることから、加入者の懸念は深まらざるをえない。