フィッチ「格付けの側面で韓国企業の不確実性大きくなった」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.04.28 10:23
トランプ発の関税爆弾により輸出依存度が大きい韓国大企業の危機感が大きくなっている。これまで積み重ねた供給網がまるごと揺らぐ状況だが、韓国企業の格付けに影響はないだろうか。
国際格付け会社フィッチ・レーティングスのシェリー・チャン理事(アジア太平洋企業格付け担当)は21日、中央日報とのビデオインタビューで「米国の対中制裁と関税政策の影響でサムスン電子やSKハイニックスなど韓国企業のキャッシュフローの不確実性が大きくなっている。すぐに企業の格付けが変動する可能性は低いが、中長期的には影響を及ぼしかねない」と話した。チャン理事はフィッチでサムスン電子(AA-/安定的)、SKハイニックス(BBB/安定的)、LGエレクトロニクス(BBB/安定的)など韓国の主要企業に対し1年単位で更新される格付け評価を総括する。