韓国、-0.2%のマイナス成長が現実に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.04.25 10:01
韓国の経済成長が1年間ストップした。内需不振が深化し、今年1-3月期実質国内総生産(GDP)増加率は前四半期比0.2%後退した。昨年4-6月期(-0.2%)以降、再びマイナス成長が表れたうえ、4四半期連続0.1%以下成長率となった。今後、米国発関税戦争の否定的効果がさらに強まっていくなら、今年の年間「ギリギリ1%成長」も難しいかもしれないとの見通しも出ている。
24日、韓国銀行によると、今年1-3月期のGDP(国内総生産)増加率(前期比)は小数点第二位までの計算では-0.24%で、韓銀の今年2月の公式見通し(0.2%)よりも0.4%ポイント以上低い。4四半期連続0.1%以下成長は1960年の統計作成以降初めてだ。前年同期比でも-0.1%成長となった。四半期基準で前年に比べてマイナス成長したことも、1998年通貨危機、2009年国際金融危機、2020年コロナ禍以外にはなかった。