【時論】自由貿易と多国間主義を脅かすトランプ2期目
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.04.24 14:37
今年は国連創設80周年であり世界貿易機関(WTO)発足30周年となる意味深い年だが、多国間主義と自由貿易はトランプ政権2期目の現在、重大なヤマ場を迎えている。トランプ政権2期目に入って100日が近づく時点に、世界の通商秩序には前例のない危険な波が押し寄せている。トランプ政権の関税政策は単なる一方主義の象徴を越え、新しい次元の「不確実性ゲーム」となっている。
韓国を狙った関税リストは交渉テーブルに幾重にも重ねられている。相互関税25%は7月9日まで一時的に猶予されたが、90日ほどの期間に交渉を終えなければいけない。鉄鋼・アルミニウム、乗用車、軽トラック、電子部品など主要品目別関税25%はすでに課税または近く課税される予定だ。