内需が振るわず…韓国の「成長寄与度」0.1ポイントで10カ国中最下位
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.04.24 08:44
韓国経済を支える2本の柱のひとつである内需が崩れている。昨年韓国経済が成長するのに内需が寄与した水準は主要10カ国で最下位だった。全経済規模で内需消費が占める割合も経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち下位圏だった。残りの柱の輸出までトランプ発の関税戦争で揺れ景気低迷の警報音がさらに大きくなった。
韓国銀行によると、昨年の内需の成長寄与度は0.1ポイントだ。昨年の実質国内総生産(GDP)成長率は速報値で2.0%だが、このうち内需が0.1ポイント分だけ成長率を高めるのに寄与したという意味だ。内需の成長寄与度はこの4年間でますます低くなった。2021年が4.1ポイント、2022年が2.7ポイント、2023年が1.4ポイントだった。同じ期間に成長率も4.6%、2.7%、1.4%と振るわなかった。消費冷え込みに建設投資・設備投資まで鈍化した影響だ。尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権が財政緊縮を掲げて費用を減らした影響もある。