「トランプ関税四面楚歌」の石破首相…コメ輸入拡大カードも検討
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.04.22 11:12
米トランプ政権と今月中に2度目の関税交渉を控えた日本の石破茂首相が四面楚歌に陥った。7月に予定された参議院選挙が相互関税猶予期間と重なる上に、米国が防衛費分担問題まで「パッケージ交渉」するとの意思を見せているからだ。
石破首相は21日、トランプ大統領の意志とは違い関税交渉と安全保障問題は個別に議論すべきとの考えを明らかにした。この日開かれた参議院予算委員会で石破首相は「関税の交渉と安全保障の問題をリンクさせて考えるべきだと思っていない」と明らかにした。「米国は日本を守るのに日本は米国を守らない」というトランプ大統領の発言も「事実と異なる」として否定した。その上で、「きちんとした事実を認識してもらうのは国家として当然のこと。そういう立場で交渉に臨みたい」と強調した。