現実になった関税爆弾…韓国、4月の対米輸出14.3%減
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.04.22 06:50
トランプ発の「関税戦争」の余波が韓国の輸出を引き下げ始めた。韓国関税庁によると、今月1日から20日までの輸出額暫定集計は339億ドルで前年同期の357億ドルより5.2%減少した。特に対米輸出が72億ドルから66億ドルと14.3%減った。これまで韓米自由貿易協定(FTA)により関税は事実上0%に近かったが、トランプ政権が10%の基本関税と、鉄鋼と自動車に25%の関税を施行し「輸出ショック」の懸念が現実に近づいたのだ。
「関税」というこれまでなかった費用が発生し、輸出企業と輸入企業が輸出入を減らす形で対応しているためとみられる。韓国の輸出企業が関税を抱え込めば利益が減り、それでも米国の輸入業者が関税分の値上げを受け入れるのも難しいからだ。