「9・11当時より深刻」…トランプ関税に米チャイナタウン「買い占め戦争」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.04.21 16:58
米ニューヨークのチャイナタウンで26年間にわたり台湾式焼き肉店を運営してきたアンディ・ワンさんは最近必要な物資の買い占めに余念がない。彼の店の地下室にはコメで作った酒からプラスチック容器に至るまで多様な物資が積まれている。ワンさんは「物資の大部分は中国から来たもので、米国に代替品がなかったり非常に高いものしかない。できるだけ長く運営コスト上昇を避けるため物資を備蓄しなければならない」と話した。その一方で結局は店を閉めなくてはならないのか懸念した。すべてトランプ米大統領の対中関税措置施行後に生まれた悩みだ。
米国全域のチャイナタウンでこのように在庫買い占め戦争が起きている。トランプ大統領が課した145%の対中関税の直撃弾でチャイナタウンの中国系米国人商人がコスト上昇を先送りするために物資を大量に買っているとフィナンシャル・タイムズが20日に報道した。