韓国は射撃・フェンシング・アーチェリーにメダル偏るエリートスポーツ…日本は「部活」で堅固な草の根スポーツ
中央SUNDAY/中央日報日本語版2025.04.20 11:10
例えば韓日戦。大運動場に学生観衆100人余りが集まった。勝たなければならなかった。相手チームの投手は急速より緩急調節に優れてた。その上に守備が支え失策が少なかった。その後も何度か対戦したが1~2点差でいつも敗れた。「堅固さ」と「忠実」。相手チームを見ればこの単語が浮かび上がった。
20年ほど前のことを思い出させたのは昨年のパリ五輪直後だった。「堅固さ」と「忠実」が再び頭の中をぐるぐる回った。韓国は予想を上回る総合8位を記録したが、金メダル13個のうち77%の10個が射撃・フェンシング・アーチェリーに偏った。これに対し総合3位を占めた日本の金メダル20個は7つの種目にわたった。特に陸上やり投げで金を取り、球技種目である男子バスケットボールとバレーボールでも強国と肩を並べた。2015年にスポーツ庁を作りエリートスポーツ政策を積極的に広げたのが光を放った。だがこれがすべてではない。