【コラム】米国の海洋安保危機、他人事でない=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.04.18 14:41
◆中国の海洋崛起、米国の危機
米国の造船、海運能力が衰退する間、中国は海洋膨張政策を進めた。中国政府は1300億ドルの補助金を投入し、数百の造船所を育成した。米国が年間5隻の商船を建造するのに対し、中国は230倍の約1700隻の建造能力を備えた。縮小した米国の国籍商船隊とは違い、中国は7000隻を運営中であり、関連産業従事者も約60万人にのぼる(米国は15万3000人)。特に現代海運の寵児といえるコンテナの50%、関連装備の97%を中国が生産する。軍艦の場合、2020年代初期にすでに米国を上回り、2030年には約140隻に差が拡大すると予想される。同時に中国はスリランカ、パキスタン、マリアナ、モザンビークなど8カ国に拠点港湾を建設し、国際サプライチェーンの基盤を構築した。また南シナ海に7つの人工島を建設して領有権を主張し、ジブチには海軍基地まで建設して影響力の拡大に総力を挙げている。西海(ソヘ、黄海)を含む世界の海で統制権を確保するための中国の動きが目立つ。