韓米、来週「関税談判」開始…アラスカLNGが最大の難題
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.04.16 08:00
ベッセント米財務長官が14日(現地時間)、「来週、韓国と貿易交渉をする予定」と明らかにした中、最優先交渉相手となった韓国は「両刃の剣」を握る状況となった。韓悳洙(ハン・ドクス)大統領権限代行体制でも交渉優先権が認められたのは幸いだ。しかし猶予期間90日以内に交渉を終えなければならないうえ、安全保障問題と直結する防衛費と関税を結びつける「パッケージディール」で推進される場合、交渉の難度はさらに高まる見込みだ。
関連事案に詳しい情報筋は15日、「通商専門家を自負する韓代行はトランプ政権との交渉で顕著な成果を出すという意志が強い」と話した。韓代行が8日のトランプ大統領との電話で、造船業、米国産液化天然ガス(LNG)の大量購買、アラスカパイプライン合弁事業などトランプ大統領の関心を引くほどの「ショッピングリスト」を先制的に投じたのは悪くないという評価が出ている。翌日、トランプ大統領は「立派な合意の輪郭と可能性がある」と語った。韓国が日本・英国・オーストラリア・インドなど米国の明確な同盟・友邦と共に5カ国の「最優先交渉目標(top targets)」に入った点も負担を減らす要素だ。