【時論】米国の韓国「センシティブ国」指定をめぐる誤解と真実
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.04.15 16:10
米エネルギー省(DOE)が韓国を「センシティブ国」に指定したと国内に伝えられてから1カ月が経過した。センシティブ国指定効力発生時点(15日)を控えて安徳根(アン・ドクグン)産業通商資源部長官が先月、急いで米国を訪問した。米国側が韓国政府と事前協議をせず、通知もしなかったため、その間、甲論乙駁があった。政府傘下研究所または個人の保安逸脱行為とみる解釈もあり、韓国で提起された独自核武装論に対する米国側の警告と解釈する見方もあった。
政府はセンシティブ国グループの最下位等級に指定されたため大きな問題はないと強調してきた。しかし問題の核心は米国の同盟である韓国がセンシティブ国グループ(SCL)に含まれたという事実だ。米商務省の輸出統制対象国で韓国が「ホワイトリスト国家」のAグループに属しているという点を考慮すると、米エネルギー省の今回の措置は極めて異例だ。