米国はメモリー自立、日本は技術力追撃…韓国半導体二重苦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.04.07 08:58
韓国の半導体産業が複合危機に直面した。「半導体自立」を掲げた米国は関税を武器にメモリー半導体も米国で生産するよう要求する可能性があり、「半導体復活」を試みる日本は2ナノメートル(ナノは10億分の1)先端工程を前面に出してファウンドリー(半導体委託生産)市場の主導権を狙っている。
トランプ米大統領が3日、「半導体の品目別関税がまもなく始まるだろう」と明らかにし、韓国の半導体企業を狙った交渉カードが注目される。前日に「関税はわれわれに途轍もない交渉力を与えている」と発言しただけに、今後メモリー半導体の米国内生産を要求する可能性も提起される。