【社説】韓国民主主義ための偉大な承服
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.04.04 09:56
今日、大韓民国の歴史が次のページに移る。国会の弾劾訴追以降、111日ぶりに憲法裁判所が尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の運命を決める。これまで国は中心を失ってぐらぐらと揺れていた。経済は真っ逆さまに落ち、庶民の暮らしに落ちる陰は一層濃くなった。今日は国家的危機を終わらせる日であり、政治・社会的混乱に終止符を打つ日でなければならない。
民心の葛藤がこれまでになく深刻だ。2017年3月朴槿恵(パク・クネ)元大統領弾劾審判のときよりも賛否対立の深さが増した。すでにソウル西部地方法院(地裁)乱入事態を経験したが、宣告を控えて憲法裁判官などに対するテロ脅威が飛び交っているのが実情だ。憲法裁判所の結論に対する不服が過激化すれば宣告当日4人が亡くなった8年前よりもさらに大きな衝突と被害まで懸念される。