韓国ドラマ『トラウマコード』原作者がチクリ「力のないレジデントも訴訟に…誰が行くのか」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.03.28 13:52
ドラマ『トラウマコード』の英語副題は『Heroes on Call』、英雄たちは緊急待機中という意味だ。命を救うために一刻を争う重症外傷センター医療陣の孤軍奮闘を描いたこのドラマは、国内はもちろん海外視聴者からも熱い反応を得た。今年1月、Netflix(ネットフリックス)で公開から3日後にグローバルテレビ番組の非英語部門で3位に入り、1カ月後には1位を記録した。
視聴者満足度も82点と高かったが、生命に直結する必須医療現場の重要性と苦悩をリアルに描いたためという評価が出ている。これは原作小説『重症外傷センター:ゴールデンアワー』に負うところが大きい。原作者のイ・ナクジュン氏(40)本人が医師のうえ、ドラマ執筆前の取材にも6カ月以上かけた。イ・ナクジュン氏は幼い頃、ドラマ『白い巨塔』を見て外科医を夢見て医学部に入学した。卒業後は外科ではなく耳鼻咽喉科専門医の道を選んだが、その事情にも必須医療現場の涙がにじんでいる。