山火事現場で劇的に生存…「山の至る所で竜巻…水たまりで20分間ひそめていた」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.03.24 07:58
山清(サンチョン)の山火事現場に投入され、劇的に生存したクァクさん(63)とムンさん(64)は22日、晋州(チンジュ)の病院に搬送されて治療中だ。3度のやけどで顔が腫れ上がり、唇を動くことさえ難しかった。クァクさんは23日、その日の緊迫した状況を伝えた。クァクさんを含む昌寧郡(チャンニョングン)の鎮火隊員8人(60代)と公務員のカンさん(33)は、初訪問にもかかわらず、山清郡所属の引率者なしに22日午前11時30分ごろ、山清郡の火災現場に投入されたという。
また「先発隊4人が100メートルほど前に進み、5人が後ろからついて行った」とし「30分ほど山に登ったが、炎が熱く感じられるほど火が激しくなり、四合目、六合目ごとに100メートルの長さに炎が広がり、下山を始めた」と話した。火が近づいてくるのが感じられ、クァクさんは携帯電話で現場の写真と座標を撮影して消防と昌寧郡に救助を要請したが、30分間ヘリは来なかったという。クァクさん、ムンさんの弟との一問一答。