瞬間的ブーム? 成長止まった中国Eコマース、韓国直接進出で反転狙う(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2025.03.22 12:45
韓国会社員シム・ジヘさん(44)は最近、中国のあるEコマース(ネットショップ)でズボンを1本買って失望した。韓国内の他のEコマースで売っている商品と大きく変わらないが価格がはるかに安く、1週間で受け取れることから購入を決心したが、とんでもないサイズのズボンが到着した。配送も約20日間もかかった。シムさんはすぐに返品要請をしたが、商品をどこにどのように返品するのか案内さえなかったうえ、1週間後に返品期限が終了して「購入確定」処理が完了したというメールが来た。シムさんは「価格が安いので何度か利用したが、配送や返金処理システムが全く整っていないようだった」と話した。
オンラインコミュニティにはシムさんのように中国Eコマースを通した海外輸入商品の誤発送・返金不可被害を訴える事例が後を絶たない。ネイバー(NAVER)ID「キョ**」さんは1日、「A社で2つの商品を購入したが受け取ってみると間違いがあり、商品2つとも返品したが商品一つ分しか返金処理されなかった」とし「顧客センターに5回以上問い合わせをしてみたが証拠不充分という理由で残りの商品のお金を返してもらうことができなかった」と明らかにした。コンピュータの部品を購入したというID「クル**」さんも「部品が一つ入っておらず、配送されたそのまま商品を返品したが、品物が抜けているというあきれた理由を挙げて返金を拒否した」と不満をぶちまけた。