「もっと出してもっと受け取る」…韓国、18年ぶりの年金改革
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.03.21 10:57
韓国では、「もっと出してもっと受け取る」国民年金改革案が20日、与野党の合意で国会本会議を通過した。2007年以降18年ぶりで、1988年国民年金の導入から三度目の年金改革だ。
禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長と与党「国民の力」の権性東(クォン・ソンドン)・野党の「共に民主党」の朴賛大(パク・チャンデ)院内代表はこの日午前、会合で「納めるお金」である保険料率を8年間0.5%Pずつ引き上げて9%→13%に、「受け取るお金」である所得代替率も40%→43%に引き上げる国民年金母数改革合意文に署名した。この日午後、国会本会議を通過した国民年金法改正案には▷国家支給保障責務▷軍服務・出産の国民年金加入期間認定(クレジット)増加--なども盛り込まれた。根本的な構造改革のための国会年金改革特別委は、国民の力6人・民主党6人・非交渉団体1人で構成し、ひとまず年末まで稼動することにした。