尹大統領弾劾審判宣告の欠陥なくすために首相から宣告?…「大枠が決まった」観測も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.03.21 09:20
韓国憲法裁判所が韓悳洙(ハン・ドクス)首相弾劾事件の宣告を24日午前10時に行うと20日、明らかにした。昨年12月27日に国会で弾劾訴追されて87日ぶり、先月19日の弁論終結後33日ぶりだ。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と12・3非常戒厳関連の事由が重なり、同日宣告という観測もあったが、韓首相の結論を先に出すことにした。憲法裁判所が棄却または却下を決める場合、韓首相は直ちに職務に復帰し、三人目の大統領権限代行〔韓悳洙→崔相穆(チェ・サンモク)→韓悳洙〕になる。
韓首相の場合、これに先立って13日、裁判官全員一致で棄却決定を受けた崔載海(チェ・ジェヘ)監査院長と同じように一度の弁論で審理が終結していて早くから棄却の可能性が提起されてきた。国会の韓首相弾劾訴追理由は▷「金建希(キム・ゴンヒ)夫人・海兵隊員殉職事件」特検法再議要求権建議▷12・3戒厳宣言の黙認・幇助(ほうじょ)・共謀▷与党との共同国政運営構想を発表▷内乱常設特検任命不履行▷憲法裁判官候補任命拒否--などだ。与党「国民の力」議員全員が不参加だったにもかかわらず、禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長と共に民主党の主導で国会を通過(192人賛成)させた。