韓国への羽ばたき…英国洋上の「100メートルの翼」、5年後に数百兆ウォンになる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.03.20 15:52
10日(現地時間)、英スコットランド・アバディーンでは、風力発電機数十台のタービン(翼)が休まず稼動していた。陸上にあるのは氷山の一角だ。アンガス海岸から約27キロメートル離れた洋上にはスコットランド最大規模の「シーグリーン(Seagreen)」洋上風力発電施設が稼動中だ。過去に北海油田石油工業都市だったアバディーンは2018年に洋上風力施設が建設され、環境に配慮した再生エネルギー都市に変貌している。ここには巨大な造船所の代わりに実験用ヤードが、工場の代わりに技術企業が位置している。
最近、英国の海洋産業は環境にやさしい風に乗って再跳躍している。国際海事機関(IMO)が2050年までに炭素排出量を「0」に減らすネットゼロ(Net Zero)目標を出した中、環境に配慮したエネルギー転換の時計が加速している。特に、次世代エネルギー源として脚光を浴びている洋上風力は、2030年までに市場規模が数百兆ウォン(数十兆円)台に拡大する見通しだ。英国海洋調査分析機関クラークソンズのスティーブン・ゴードン専務理事は「エネルギー全体の中で洋上風力の割合は現在0.4%から2050年7%に増えるものと予想される」と述べた。