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「両極端に向かう社会の核心には断絶したリーダーがいる」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.03.17 10:24
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独善的なリーダーが自身が正しいと確信する理由は何か。

英リーズ・ベケット大のスティーブ・テイラー心理学科教授(58)の著書『不通、独断、野蛮』(原題『disconnected』)によると、現実とかけ離れた『断絶型』リーダーは時に自身を欺瞞したりもする。自身の欲望に合わなければ実際に起きたことでも否定し、自身に不利な情報は「敵の陰謀」として一人だけの世界に閉じ込もるという。

 
テイラー教授は英国の代表的な心理学者で『普通の悟り』『心の森を歩く』などの著書を通じて人間の意識変化を研究してきた。英米圏で2023年に出版された『不通、独断、野蛮』はヒトラー、サダム・フセイン、ドナルド・トランプなど世界の「危険なリーダー」に対して心理学的な診断をし、注目を集めた。韓国版の出版を記念してテイラー教授に10日、書面で会った。テイラー教授は「両極端に向かう社会の核心には『断絶したリーダー』がいる」と話した。

--「断絶したリーダー」とは。

「攻撃的であり衝動的な性向を持つ、共感能力が落ちるリーダーをいう心理学用語だ。断絶型リーダーはサイコパスとナルシストに分かれる。サイコパスは他人が自分をどう思うかを気にしない半面、ナルシストは絶えず注目されることを望む」

--最も大きな特徴は。

「過去の独裁者がサイコパスなら、現代の断絶した指導者はナルシストに近い。ナルシストはソーシャルメディアを楽しみ、自身を重要な人物と過大評価する」

--「断絶したリーダー」の代表にトランプ米大統領を挙げた。トランプ大統領に対する世論は極端に分かれるが。

「トランプ大統領のような断絶したリーダーは他人に対する共感能力がない。共感できないため恐れを感じず、他の人が避けるリスクを甘受したりもする。このような人に引かれる心理は子どもが父母に依存する心理と似ている。厳しい父母とカリスマのあるリーダーを同一視し、彼らに統制を受ける状態に回帰しようという一種の『責任放棄』現象だ」

--韓国では大統領の戒厳宣言で国民が大きな衝撃を受けた。

「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領もナルシスト型のリーダーとみられる。大衆に権力を誇示したい欲求、政治的に不満な状況を打開したい欲求を感じたのだろう。韓国はリーダーをまたもに把握できず代価を支払った」

--断絶したリーダーシップが世界政治の新たな流れになるようだ。

「断絶したリーダーシップは結局、国民多数の抵抗を受けることになり、無能と腐敗で失敗する。東欧が1990年代に崩れたように、イラン・ロシア・北朝鮮も結局は崩壊するしかないだろう。人類は他人により多く共感する方向、平等を追求する方向に進化し、これは避けられない流れだ。大多数の人は共感能力と良心を持つ」

--民主主義システムが断絶したリーダーを取り除くことができない理由は。

「代議民主主義は指導者が利他的で責任感のある人物という前提の下でまともに作動する。しかし現実では政治家がこのような資質を備えているのか検証するのは難しい」

--どのような代案があるだろうか。

「政治家が精神鑑定を受けるようにするべきだろう。心理学者ら専門家集団が政治家の性向と行動を分析し、権力に適する人物かを検証するシステムを作らなければいけない。操縦士、警察、軍人のような特殊職業群ではすでにこうしたシステムが定着している。政治家だからといってできない理由はない」

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    2025.03.17 10:24
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    英国の心理学者スティーブ・テイラー教授が「断絶型リーダーは平気で嘘をつき、守れない約束をし、相手をけなすため、選挙で勝つことに長けている」と語った。 [写真 スティーブ・テイラー]
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