韓国憲法裁「最長期間の熟考」…来週に持ち越された尹大統領弾劾審判結論
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2025.03.15 11:04
昨年12月14日に憲法裁判所に渡った尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領弾劾事件が14日で92日目を迎え、「歴代最長大統領弾劾審判」となった。宣告期日が来週に持ち越しとなり、64日目に宣告があった盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領弾劾事件はもちろん、92日目に宣告された朴槿恵(パク・クネ)元大統領弾劾事件よりも長い。
尹大統領弾劾審判の初期には「過去の2人の大統領弾劾事件と比べて争点の幅が狭く、弾劾訴追事由が明確だ」という見方が多く、早期に結論が出ると予想された。憲法裁も週2回の審理で速度を出す姿を見せた。しかし憲法裁は長時間「熟考」という道を選んだ。「大統領弾劾事件を最優先に審理する」という原則は維持したが、他の事件も並行して審理し、一部の権限争議・弾劾事件を先に宣告したりもした。13日にも崔載海(チェ・ジェヘ)監査院長、李昌洙(イ・チャンス)ソウル中央地検長など4件の弾劾事件の宣告があった。