【コラム】韓国鉄鋼の力
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.03.14 13:55
「エッフェル塔は何でできているか?」。この問いに「鋼鉄」と答えがちだ。正解は「錬鉄」だ。
鉄器時代が始まって以来、鉄は繰り返し進化した。海綿鉄以降、銑鉄、錬鉄、鋼の順に発達した。錬鉄の精錬法は18世紀末、英国で発明された。軟鉄は叩いたり圧着したりして加工しやすい。エッフェル塔は形が多様な鉄製部品を先に製作した後、運ばれてリベットで組み立てて建てられ、そのため軟鉄が素材に選ばれた。鋼鉄精錬法も英国が19世紀半ばに開発した。20世紀初頭に登場したステンレス鋼も英国製だ。