バンコクでは3トンの車も「軽々と」ロボットが自動で駐車…韓国の技術で実現
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.03.13 10:07
6日、タイの首都バンコクにある高級共同住宅。ある入居者が車を駐車場入口にあるパレットの上に止めて建物内に入った。路面に位置した厚さ190ミリメートルの薄い自動駐車ロボット「DUO」から8本のアームが出てきて車のタイヤをやわらかく包み込んだ。その後ロボットは車を駐車場のエレベータに移動させ、10階規模の駐車場にきちんと収納した。
ここに設置された駐車ロボットシステムの「M.P.システム」は韓国の三票(サムピョ)グループとロボット駐車専門企業セムペルMが設立した合弁会社SP&モビリティによる国産技術だ。ロボットが自動でタイヤの位置を感知するため軽自動車からスポーツカー、大型バンまで重さ3トン以内ならば駐車可能だ。車の入出庫まで平均2分30秒かかる。現在タイでは共同住宅だけでなくショッピングモールや病院など12カ所でM.P.システムが導入されている。