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トラックは遊休状態、工場は静まり返る…関税爆弾が襲った「鉄鋼都市」の涙=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.03.13 06:57
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「何年か前だけでもこの時間帯には路肩にトラックが停まっている姿はほとんど見られなかったが、いまは見慣れた風景になったようで複雑な気持ちです」。

12日午後、慶尚南道浦項(キョンサンナムド・ポハン)の浦項鉄鋼産業団地にある物流センター前の道路。25トントラックで浦項から仁川(インチョン)に鉄鋼製品を運送する仕事をするキム・ミンソプさん(54)は荷台が空のまま路肩に停まってている大型トラックを眺めながら苦々しそうだった。お昼の時間をはるかに過ぎた時刻だったが、この日浦項鉄鋼産業団地のあちこちに大型トラックが列になって駐車していた。鉄鋼製品運送を専門にする物流業者の駐車場にもトラックがあふれていた。

 


◇「運送の仕事は大きく減った」…だぶつくトラック

10年以上運送業をしてきたというキムさんは、「昨年下半期から仕事が大きく減った。以前なら10回分の仕事をする期間に6~7回分しかない。米国が輸入鉄鋼に関税を高く課すというが今後2~3年は不況が続くのではないかと思う」とため息をついた。

米国が輸入鉄鋼とアルミニウムに25%の追加関税を課する措置を12日から本格的に施行し、鉄鋼都市浦項の憂いも大きくなっている。韓国の建設景気不振に最近の中国の低価格鉄鋼製品攻勢で苦境に陥っているが米国の「関税爆弾」まで重なり鉄鋼産業が急激に冷え込んでいる。

この日訪ねた浦項鉄鋼産業団地にある工場もほとんどが静かだった。作業員が忙しく動いてトラックに鉄鋼製品を積載する作業の最中であるべき時間に特に人の気配はなかった。工場の前庭に積み上げられた厚板やコイルだけが、ここが鉄鋼会社ということを示していた。ある製鋼企業代表は「いつごろ鉄鋼景気が少し回復するか毎日心配しながら過ごしているが、関税まで解決されず結局施行されるというので今後の心配で途方に暮れている」と話した。

建設景気不況、通商環境悪化などで浦項鉄鋼産業団地全体の生産と輸出は減っている。浦項鉄鋼産業団地管理公団によると、浦項鉄鋼産業団地の昨年の生産実績は14兆7824億ウォン(約1兆5087億円)で前年の16兆3247億ウォンより9.45%減少した。輸出実績もやはり36億5893万ドルから33億2592万ドルに9.1%減った。

影響を最小化するため浦項地域の鉄鋼企業は相次いで規模を縮小した。韓国2位の鉄鋼会社である現代製鉄は昨年末に浦項第2工場の稼動を事実上中断した。14日まで浦項工場の技術職勤務者1200人全員を対象に希望退職も受け付けている。韓国1位の鉄鋼会社ポスコもやはり昨年7月に浦項製鉄所第1製鋼工場に続き11月に第1線材工場を閉鎖した。こうした状況で米国の追加関税賦課という悪材料まで重なった。

◇縮小するポスコと現代製鉄…地域に余波

ポスコ関係者は「韓国政府と鉄鋼協会など関係機関と協議して対応していく計画で、ポスコ自体も高付加価値製品開発と品質向上に能力を集中して製造原価革新に没頭し急変する対外環境の中でも超格差競争力を確保できるようにする」と話した。

浦項市は政府の積極的な対応を訴えた。浦項市の李康徳(イ・ガンドク)市長は最近政府と与野党に提出した建議文で「関税問題解決に向けた汎政府次元の戦略を用意しなければならない。緊急金融支援と税制優遇など政策的配慮と競争力強化に向けた長期的支援案をまとめてほしい」と促した。

鉄鋼産業沈滞の影は鉄鋼業界だけでなく地域のサービス産業にまで影響を及ぼしている。浦項の製造業の中で鉄鋼関連業が占める割合が70%に達するだけに、鉄鋼業の沈滞が雇用減少と消費萎縮など地域経済の二次被害につながる形だ。

浦項ターミナル近くの飲食店主は「浦項の代表的な外食商圏である孝子洞(ヒョジャドン)だけで店舗を売りに出したところが60軒以上に達するほど景気が良くない。鉄鋼会社社員の財布は厚い方だったのに今後どうなるのか心配」と話す。その上で「政府と自治体が積極的に対策をまとめて景気も回復し浦項が再び活気あふれる都市になれるようにしてほしい」と付け加えた。

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    トラックは遊休状態、工場は静まり返る…関税爆弾が襲った「鉄鋼都市」の涙=韓国

    2025.03.13 06:57
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    12日午後、慶尚北道浦項市の浦項鉄鋼産業団地内の廃業した工場。キム・ジョンソク記者
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