太極マーク帰化サッカー選手? まだ他国の話
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.03.12 13:58
1/2
カストロプは昨年末、ソウルの街で撮った写真と「home♡」とコメントをソーシャルメディアに載せた。 [写真カストロプSNS]
10日、サッカー韓国代表の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督は2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア3次予選招集メンバーを発表した席で、イェンス・カストロプ(22)の帰化に関する質問を受けた。これに対し「ドイツで試合も見て、代表チームのコーチが選手の母親とも少し話した。競技力の側面だけを考えるには解決すべき複雑なことがあまりにも多い」と答えた。
ドイツのブンデスリーガ事務局によると、父がドイツ人、母が韓国人のカストロプの国籍には韓国とドイツが併記されている。現在ブンデスリーガ2部のニュルンベルク所属のカストロプは韓国サッカーの脆弱なポジション、中央ミッドフィルダーまたはフルバックでプレーする。ドイツの年齢別代表を経験したが、成人(A)代表に選ばれたことがない。まだ韓国のA代表でプレーする余地が残されているということだ。これに先立ち母が韓国人、父が米国人のケイシー・フェアも太極マーク(韓国の国旗)を付けて女子ワールドカップ(W杯)に出場した。