米国駐韓大使代理「北朝鮮のウクライナ戦介入中断がトランプ氏の根本要求事項」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.03.12 07:48
米国のジョセフ・ユン駐韓大使代理が11日、北朝鮮軍のロシア派兵について「トランプ政府の根本的な要求事項のひとつは北朝鮮の介入が中断されなければいけないことだと確信している」と明らかにした。ドナルド・トランプ大統領の終戦構想に弾みがつく中で米高位当局者が北朝鮮軍問題に明示的な立場を明らかにしたのは初めてだ。
尹氏はこの日、世宗(セジョン)研究所が開催した「第7回世宗開かれたフォーラム」で「北朝鮮がウクライナ戦争に介入したことは非常に深刻な問題であり、トランプ政府はこの脅威を非常に深刻に受け止めている。これは単にウクライナだけでなく韓半島(朝鮮半島)でも不安定性を招く要因」と述べた。トランプ氏がロシアのウラジーミル・プーチン大統領に対する関与に出たことに関連し、北朝鮮の誤った行動に免罪符を与えるのではないかという趣旨の質問に答えながらだ。