関税の試験台に上がった韓国の鉄鋼メーカー、「クオータ制廃止」の隙間狙う
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.03.11 11:10
米国が鉄鋼とアルミニウム製品に対する25%の関税を予定通り12日から課すと再確認したことで韓国の鉄鋼企業の動きが慌ただしくなっている。2018年から適用された年263万トンの輸出無関税クオータが解除されるため完全競争市場に置かれることになってだ。クオータ制廃止に対し期待と懸念が分かれる中で、業界は対応策に苦心している。
ラトニック米商務長官は9日、NBCニュースとのインタビューで「12日に予定された鉄鋼とアルミニウムに対する25%の関税賦課は日程通りに行われるのか」という質問に「そうだ」と答えた。この関税は先月10日にトランプ米大統領が鉄鋼とアルミニウム、派生商品に対して25%の関税を課すと予告した大統領令に伴ったものだ。