北朝鮮の騒音放送で苦痛…江華住民ら、仁川市に嘆願書
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.03.04 15:11
北朝鮮の対南(韓国)騒音放送で被害を受けている仁川市江華郡(インチョンシ・カンファグン)の住民らが、仁川市に対策を求める嘆願書を提出した。4日、仁川市によると、江華郡の対北朝鮮放送中断対策委員会は同日、劉正福(ユ・ジョンボク)仁川市長と接見し、北朝鮮の対南放送による騒音被害対策を求める嘆願書を提出した。
住民らは嘆願書で「対北朝鮮ビラ散布は対南汚物風船に、対北朝鮮放送は対南放送につながっている」とし、「持続した対北朝鮮・対南放送により平和な日常が崩壊し、肉体的・精神的苦痛はもちろん経済的困難まで招いている」と吐露した。続けて「静かな環境の中で健康で平和な暮らしを送れるようにしてほしい」とし、「対北・対南放送の即刻中断」と「接境地域支援特別法改正で住民支援および補償対策準備」を要求した。同嘆願書には江華郡住民300人が署名した。