「私たちが極右? それは違う」…韓国の大学生、彼らが太極旗を手にする理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.02.23 11:04
通常なら冬休みの物寂しさが漂っていた2月の大学キャンパスが熱くなっている。10日の延世(ヨンセ)大学を始まりに、15・17日のソウル大学、18日の慶北(キョンブク)大学、21日の高麗(コリョ)大学と時局宣言が相次いでいる。民主主義回復を要求する大学生の叫び声は「弾劾要求」ではなく「弾劾無効」だ。こうした姿を見て既成世代では違和感を覚えるという人が少なくない。青年世代はいま何を言いたく、彼らの本心は何だろうか。17日にソウル大学アクロポリス広場を訪ねて「弾劾反対」を叫ぶ彼らと会ってみた。
17日午前11時30分、太極旗と星条旗がはためくソウル大学アクロポリス広場には尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の弾劾に反対する学生ら50人ほどが集まり「違法弾劾却下せよ」「弾劾無効、完全否決」を叫んでいた。ここはわずか2カ月前に「弾劾賛成」の学生たちが時局宣言を読み上げた所だ。「内乱勢力は退け」と叫んでいた所でいまは「内乱勢力とはだれの話か」と問い返していた。