【韓半島平和ウォッチ】動力を失った韓国の対日イニシアチブ、日本が積極的な役割を(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.02.21 14:48
◆石破首相、積極的な役割を
強要された和解政策はあちこちで破裂音を生み、社会の葛藤を招いた。昨年だけでも1月の群馬県朝鮮人労働者追悼碑撤去事件に続いて、7月には佐渡金山の世界文化遺産登録で反発と懸念が噴出した。また金亨錫(キム・ヒョンソク)独立記念館長任命過程でニューライト論争を呼び、光復節(8月15日の解放記念日)慶祝式典を進歩陣営がボイコットした。陣営間の政争が加熱し、尹錫悦政権の対日外交に「低姿勢」「屈辱的外交惨事」「第2の庚戌国恥」「精神的内鮮一体」「親日売国密偵政権」などの過激な表現までが登場した。国内の分裂を担保にしたこうした和解の試みは持続可能でない。私は以前のコラムで反対陣営を包容する誠意ある姿勢転換と国民和合に向けた努力なしに強要された和解の道を進めば、ある瞬間に行き詰まると強い懸念を表明した。