「トランプ政府、半導体補助金の再協議を検討…一部支給を延期するだろう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.02.14 08:59
米国の半導体法補助金に関連し、ドナルド・トランプ政府が再協議を検討していて一部補助金支給を延期する可能性があるとロイター通信が13日(現地時間)、報じた。ロイター通信はこの日、複数の消息筋を引用して「トランプ政府は(補助金契約を締結した各半導体企業の)要求事項を評価して変更した後、一部を再交渉する計画」と報じた。ロイターは補助金支給条件の変更範囲や従来の合意にどのような影響を及ぼすかについてはまだ確実でないと伝えた。
ロイターによると、台湾のシリコンウェハーメーカーのグローバルウェーハズは「半導体法プログラム当局はトランプ大統領政策と合わない特定条件が現在の再検討対象だと話した」と伝えた。グローバルウェーハズはまだ契約条件変更について直接通知されていないという。グローバルウェーハズは米テキサス州とミズーリ州に約40億ドル(約6120億円)を投資してウェハー製造工場を建設することにし、前任のジョー・バイデン政府はこれを条件にグローバルウェーハズに4億6000万ドルの補助金を支給することに決めた。