「議員を引きずり出せと指示受けた」 非常戒厳当時の国会戒厳軍現場指揮官が証言
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.02.14 06:37
首都防衛司令部のチョ・ソンヒョン第1警備団長(大領、大佐に相当)が13日、「12・3非常戒厳当時、李鎭遇(イ・ジヌ)首都防衛司令官が『空砲弾を所持して出動せよ』という指示を与え、出動した人員に『本庁内部に進入して議員を引きずり出せ』という指示もした」と話した。昨年12月3日非常戒厳が宣言された直後に国会に進入した部隊の責任者である彼は、この日午後に憲法裁判所で開かれた尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の弾劾審判第8回弁論に証人として出席してこのように証言した。
チョ団長は憲法裁判所が唯一職権で証人採択した人物だ。チョ団長は具体的に「李司令官が午後11時40分ごろ現場に向かった人員に『本庁出入り人員を統制せよ』と指示した事実の報告を受け、同じ時間に私も電話で『警察の協力を受けて国会内部に入れ』という指示を受けた」と答えた。また「4日0時45分頃には李司令官から『本庁内部に進入して議員を引きずり出せ』という指示を受けた」と話した。