中国の猛追撃に「アップル+アリババ」連合…サムスン、AIスマホで防御か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.02.13 11:03
アップルが中国内の人工知能(AI)パートナーで巨大IT企業のアリババを選んだ。中国市場で販売不振に苦戦したアップルがアリババと組んでAIスマホを掲げて消費者攻略に出るという戦略だ。高級スマホはアップルに、低価格スマホは中国企業に押されているサムスン電子の立地がさらに減るかもしれないとの懸念が出ている。
米ITメディアのインフォメーションによると、アップルはアリババと共同開発したAI機能をiPhoneなど自社機器に搭載するため中国規制当局に承認申請書を提出した。アップルは昨年中国最大のポータルサイト企業のバイドゥをAIパートナー企業に選定したが、バイドゥの技術がアップルのAIモデルである「アップル・インテリジェンス」を駆動するのに十分でないことからパートナーを変更した。アリババは先月、最新AIモデル「Qwen2.5Max」を公開し、ディープシークの「V3」、メタの「Llama3.1」を凌駕すると主張している。