【社説】最も安全であるべき学校で殺害された7歳の小学生=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.02.12 17:58
7歳の小学1年生キム・ハヌルさんが、通っていた学校の40代の女性教師に殺害される衝撃的な事件が起きた。幼い児童が最も安全でなくてはならない学校で、子どもたちが信じて従わなければならない教師に大切な命を奪われたという事実に大人たちは顔を上げることができないほどみじめさを感じる。自害を試みた殺人犯は「どの子どもでも良かった。一緒に死ぬつもりだった」というあきれた陳述をした。いったい何をどこで誤ったのか言葉を失う。
ハヌルさんは10日午後6時ごろ、大田(テジョン)市内の小学校2階の視聴覚室で凶器が刺さったまま家族と警察に発見された。意識のない状態で病院に搬送されたが結局死亡判定を受けた。正規授業に続く学童保育教室を終え塾のバスに乗るため1人で移動する瞬間に犯罪被害者になった。殺人犯の教師は2018年から精神科治療を受けており、昨年末に休職していたが復職したという。女性教師は「学校近くのマートで凶器を購入し学童保育教室から最後に出て行く子どもを狙った」と犯行を認めた。